札幌 心療内科 精神科 日曜 夜間 大通 メンタルクリニック

精神障害のある方が利用できる福祉サービス

 

 

精神疾患による生活のしづらさは、治療だけでなく日常生活・仕事・経済面にも影響します。
そのため日本には、精神障害のある方が 安定した生活を送るための福祉サービス がいくつか整備されています。

 

■ 1. 自立支援医療(精神通院医療)

 

精神科・心療内科への通院費(診察・薬代)が 1割負担 になる制度です。
経済的負担が大幅に軽減され、長期的な治療を続けやすくなります。

 

対象になる疾患の例
?うつ病
?不安障害
?パニック障害
?統合失調症
?発達障害 など
「慢性的に通院が必要」と判断されれば多くが対象です。

 

■ 2. 精神障害者保健福祉手帳

 

精神疾患による生活の制限が一定程度ある場合に取得できる手帳です。
等級は 1級・2級・3級 の3段階。

 

得られる支援(一例)
?税金の控除(住民税・所得税など)
?公共料金の割引
?交通機関の割引
?就労支援サービスの利用がスムーズになる
?障害者雇用枠の応募が可能になる
※日常生活の困りごとがある方にはメリットが大きい制度です。

 

■ 3. 障害年金(精神疾患での受給も可能)

 

精神疾患は外見だけでは伝わりにくいものの、
仕事や生活が難しくなるレベルの障害 と認定されれば障害年金の対象になります。

 

対象となることが多い疾患例
?うつ病・双極性障害
?統合失調症
?重度の不安障害・PTSD
?発達障害
診断書の内容や日常生活の困難さが重視されます。

 

 

■ 4. 就労支援サービス(働くことに不安がある方向け)

 

「働きたいけれど不安が大きい」「復職の練習がしたい」という方が利用できます。

 

● 就労移行支援

 

一般企業で働くことを目指すための訓練。
生活リズムの改善、PCスキル、職場でのコミュニケーションなどを練習します。

 

● 就労継続支援(A型/B型)

 

すぐには一般就労が難しい方が、負担の少ない環境で働く場所。
?A型:雇用契約あり(給与あり)
?B型:契約なし、より軽いペースで働ける

 

● 職場復帰支援(リワーク)

 

休職した方が復帰を目指すためのプログラム。
医療機関や職場と連携して、無理のない復帰を支える。

 

 

■ 5. 生活支援サービス(生活の困りごとをサポート)

 

「家事がつらい」「外出が苦手」「一人暮らしが不安」など、日常生活がしんどい場合の助けになります。
?居宅介護(掃除・食事準備などのサポート)
?同行援護・移動支援(買い物や外出の付き添い)
?相談支援事業(専門職に生活全体の相談ができる)

 

生活の安定をサポートするための制度です。

 

 

 

精神疾患の治療は「病気を治すこと」だけではなく、
その人が生活しやすい環境を整えること も非常に大切です。

 

福祉サービスは、
・経済的な負担を軽くする
・生活の不安を減らす
・働き方を整える
など、回復を支えるための強力な味方です。

 

「どれが自分に合うのかわからない」という場合は、
市区町村の相談窓口に相談すると、最適な制度を案内してくれます。