傷病手当金受給中の過ごし方
── 外出はどこまで許されるの? ──**
傷病手当金を受給している期間は、「働けない状態である」という前提のもと支給されています。
そのため、日常の過ごし方や外出については一定の注意が必要です。
ここでは、医療的な視点と制度上の考え方を踏まえて、許容される範囲をわかりやすく整理します。
基本的な考え方
傷病手当金の目的は、病気やメンタル不調で“就労が困難な状態”のときに生活を支えることです。
したがって、外出そのものが禁止されているわけではありませんが、
「治療を妨げない範囲か」
「働ける状態とみなされないか」
この2点が重要な判断基準になります。
日常的な外出は多くの場合“問題なし”
医療機関への受診、散歩、買い物、気分転換の外出など、
治療目的・症状安定のために必要な行動は認められます。
メンタル不調の場合、適度な外気浴や散歩、短時間の外出が治療の一環とされることもあり、医師からも推奨されることがあります。
??OKとされやすい外出の例
?通院
?気分転換の散歩
?近所への買い物
?カフェで短時間過ごす
?家族との外食(短時間)
これらは「就労可能な状態」とはみなされません。
■ 長時間の外出・遠出は“症状によりけり”
体力を要したり負荷が高い行動は、症状によって判断が変わります。
?判断のポイント
?長時間の移動が必要か
?症状が悪化する可能性があるか
?医師が許可しているか
?社会的に“働けるのでは?”と解釈されない内容か
傷病手当金中に“避けたい行動”
以下は支給の継続に影響する可能性があります。
?バイトや副業
?会社PCを使った作業
?「働いていると判断される」ような行動
?過度な運動や明らかな遊興
?SNSに活発な活動を投稿すること
制度上は「働けない状態」が前提なので、
治療や回復に反するとみなされる行動は注意が必要です。
傷病手当金の支給中でも、
治療のために必要な外出や、症状を安定させるための気分転換は問題ありません。
一方で、長時間の外出や旅行は状況によって判断が変わり、
場合によっては審査に影響することがあるのでご注意ください。