札幌 心療内科 精神科 日曜 夜間 大通 メンタルクリニック

心療内科の疾病パニック障害

 

統合失調症は、考えや気持ちがまとまらなくなることや、幻聴、誰かにずっと監視されているような感じがする状態が続く症状を呈することがあります。
確率的には約100人に一人とされており、珍しい病気ではありません。
専門的な治療を継続することにより、症状をコントロールすることができ、安定した社会生活を送ることが可能です。

 

 

症状には「陽性症状」と「陰性症状」があります。

 

陽性症状 陰性症状
幻覚(幻聴など) 感情の平板化
支離滅裂な言語 興味の喪失
激しい興奮 意欲の低下
無口

 

上記は典型的な症状であり、人によっては病状は異なります。
症状が活発で、周りからの刺激に敏感になっている場合は、不必要な刺激を避けて治療に専念をすることなどが重要となります。
そのため入院による治療を選んだほうが望ましいこともあります。

 

治療法は、抗精神病薬などの薬物療法を行います。
その他にも、症状に合わせて睡眠薬や安定剤を使うこともあります。
統合失調症は、内服をやめると再び症状が出てくることがあります。
再発予防のためにも、薬は飲み続けることが大切です。
「薬を飲むことをやめる」「薬の量を減らす」ことは、医師とよく相談して決めていきましょう。