札幌 心療内科 精神科 メンタルクリニック札幌大通
メンタルクリニック札幌大通
札幌市中央区
メンタルクリニック こころのケア
大通駅1分
南一条西3丁目
大丸藤井セントラルビル
(パルコの隣のビル)
すすきの駅4分 日曜診療
初診の予約受付中
011-205‐0757 (予約/問い合わせ) |
初診予約状況(09月10日08:00現在)
09月15日 日曜日 初診予約2名可能
09月16日 月曜日 初診予約1名可能
09月10日 火曜日 初診予約1名可能
09月11日 水曜日 初診予約1名可能
08月12日 木曜日 初診予約0名可能
身体の不調を整えるように、心の状態にも気を配りましょう。
不眠やゆううつな気分、イライラや仕事のストレスによる影響などを心療内科・精神科でご相談ください。
健康な生活が送れるように、お役に立ちたいと思います。
診療時間 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
11:00 |
● | ● | ● | ● | ● | ― | ― |
16:00 |
● | ● | ● | ● | ● | ― | ― |
予約/問合せ 011-205-0757
メンタルクリニック札幌大通(心療内科・精神科)
札幌市営地下鉄 東西線東豊線南北線 すすきの駅3分
札幌市電 西4丁目駅1分 さっぽろ地下街ポールタウン直上 駅前通南1条通 すすきの駅 4分
札幌市中央区南1条西3丁目 大丸藤井セントラルビル地下1階
ポールタウンPARCO出口 1階に文房具店大丸藤井セントラルが入っているビル
大通駅からはパルコ出口が最寄となっております。
札幌市中央区 大通にある 心療内科・精神科の診療所
メンタルクリニック札幌大通
大通駅1分 PARCO(パルコ)の隣のビル 大丸藤井セントラルビル
1階に文房具店大丸藤井セントラル
〒札幌市中央区南1条西3丁目 大丸藤井セントラルビル地下1階
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札幌 心療内科 精神科 メンタルクリニック札幌大通
病院・医院名 メンタルクリニック札幌大通
診療科目 心療内科・精神科(予約制)
診療予約 予約可(初診予約受付中)
予約/問合せ 011-205-0757
休診 金曜/土曜
最寄り駅 札幌市営地下鉄 東西線東豊線南北線
大通駅1分 すすきの駅 3分 札幌市電 西4丁目駅 1分
住所 札幌市中央区南1条西3丁目 大丸藤井セントラルビル地下1階
電話 011-205-0757
初診の際の予約は
011-205-0757でお待ち申し上げております
休診日に関しまして、院長の出張等にて上記とは異なるスケジュールとなることが御座います。
当ホームページの「お知らせ」、もしくはお電話011-205-0757にて診療状況等を御確認をいただければ幸いです。
変更の際には御迷惑をお掛けすることとなりますが、何卒ご了承賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
札幌 心療内科 精神科 メンタルクリニック札幌大通
TEL:011-205-0757(日曜〜土曜)
札幌にある心療内科・精神科 メンタルクリニック札幌大通では、
毎日初診の予約をお受けしております。
初診の方の受付は診療終了時刻の30分程度前までが目安ではありますが、
まずはお電話にて空きの時間をお問い合わせください。
必要なもの
健康保険証、お持ちの方は各種医療証
現在服薬しているお薬があれば、
お薬手帳または薬剤情報提供書の御用意をお願いいたします。
別の心療内科・精神科に通院されていた方は、
可能であれば 紹介状、診療情報提供書をご持参ください。
※自立支援医療医療制度(精神通院医療)をご利用の方は、指定医療機関の変更(今まで通っていらっしゃった病院から当院:メンタルクリニック札幌大通への変更)を忘れずにお願いします。
診察までの流れ
現在お困りになっている内容や状況などを問診票へご記入頂きます。
その後、順番をお待ち頂き医師の診察となります。
病状から必要な方には血液検査を行います。
予約制を実施しており、待ち時間を最小にすることに努めておりますが、
その日の予約状況によっては来院から会計まで1時間程度かかる場合があり、
お待ちいただくこともあります。時間に余裕を持ってお越し下さい。
診療費用について
保険診療を行いますので、自己負担額が3割の方であれば費用は8,000円台になることが多いです。
ただし、診療時間帯や検査内容や診断書の有無等で上下変動があります。
お薬が出た方は院外処方になりますので、
ご希望の薬局にてお受け取りください。処方箋の有効期限は4日間です。
保険証をお持ちでない方は、
全額自己負担での診療となりますので予めご了承ください。
※メンタルクリニック札幌大通は生活保護法の指定医療機関です。
生活保護を受給中の方で当院への受診を御希望される場合は、
役所の生活保護担当者と相談の上で、当院を予約する際に受給中であることをお知らせください。
ご不明な点などあれば、お問い合わせは、心療内科・精神科 メンタルクリニック札幌大通まで。
夜間20時まで 診療しておりますので TEL:011-205-0757へご連絡ください。
建物所在地は、大通駅 徒歩1分
大丸藤井セントラルビル(パルコの隣) 地下1階になります。
札幌 心療内科 精神科 メンタルクリニック札幌大通
再診の際に必要なもの
診察券、保険証(毎月最初の受診日には保険証を忘れずにお持ちください)。
自立支援医療制度(精神通院医療医)などの療費の助成を受けている方は、医療証を受診の都度お持ちください。
診察券を紛失した場合には受付で申し出てください。
※保険証の変更があった場合は、受付までお知らせください。
診療費用について
2回目以降の再診でのご負担額は、保険診療で平均1,500円程度となります。
診療時間帯や検査、診断書の有無等で変動しますのでご理解ください。
お薬の処方があった場合は薬局にてお薬代がかかります。
保険証の確認ができなかった場合、全額が自己負担となりますのであらかじめご了承ください。
予約の取り方
当日のご予約でも構いません。
来院前にお電話頂ければ診療状況をお伝えし、空きのお時間へご案内いたします。
ご予約がない場合は可能な限り診察いたしますが、
長時間お待たせする場合があります。
ご不明な点などあれば、お問い合わせは、心療内科・精神科 メンタルクリニック札幌大通まで
夜間20時まで 診療しておりますので TEL:011-205-0757 へご連絡ください。
札幌 心療内科 精神科 メンタルクリニック札幌大通
札幌にある心療内科・精神科を担当するメンタルクリニック札幌大通では
主に下記のような疾患や症状を専門に治療を行っています。
- うつ・抑うつ・適応障害
- 不眠症・昼夜逆転・過眠症
- 自律神経失調症
- 心身症
- パニック・不安・神経症
- 注意欠陥/多動性障害 発達障害 アスペルガー症候群
- 緊張 社交不安 対人恐怖
- 解離性障害 トラウマ PTSD
- 幻覚・妄想・統合失調症
- 強迫性障害
- 依存症
- 物忘れ
- 摂食障害・過食・拒食・自己誘発嘔吐
その他 「いらいらする」「泣いてしまう」「焦る」「落ち込む」「人と接したくない」「人前で気を使いすぎる」「楽しくない」「・・・が怖い」「寝ても目が覚める」「辛い」「考えられない」・・・
心療内科や精神科・メンタルヘルスの分野の病名や症状は、インターネットを始めとして情報が多く存在し、更には医療者によっても意見が異なる事さえあるため、患者さんにとってはわかりづらい場合が多いと伺っております。受診した際には疑問点をお尋ね戴ければ幸いです。「困った」時や「今までと何かが違う」時が相談や受診を必要とする時であると考えております。
受診が望ましい心療内科の主な症状
ストレスで辛い | 食欲がない、または食べても満たされない |
外出できない、外出したくない | イライラしやすくなった |
突然涙が出る、情緒不安定だ | すぐに不安になる |
いろいろなことに対してやる気が出ない | 集中ができない、考えがまとまらない |
人と話すときに緊張しやすい | 動機や不安感が強い |
わけもなく悲しくなり、自殺したくなる | 物忘れが増えた |
幻聴、幻覚がある | 気分の波が激しい |
仕事に行けない、学校に行けない | 人前に出ると手が震えたり汗が出る |
暴飲暴食をしてしまう | リストカットなど自傷行為をしてしまう |
不眠 | 憂うつ感が続く |
札幌 心療内科 精神科 メンタルクリニック札幌大通
平成25年7月に札幌市中央区の大通にメンタルクリニックを開設いたしました。
心療内科・精神科の分野においては、カウンセリング、精神療法及び薬の調整が主な治療法ですが、
いずれの方法を用いたとしても、医療機関への通いやすさが重要になります。
メンタルクリニック札幌大通では地下鉄や市電、及び地下街の要所である大通に立地することと、夜間診療、日曜診療そして予約制を実施することによって、
皆様の通院の便を少しでも図ることができればと考えております。
地域の皆様のメンタルヘルスの向上とこころの健康の保持増進のために、お役に立てるよう努めてまいります。
メンタルクリニック札幌大通
院長 高橋玲緒奈
平成25年7月開業
担当科目 心療内科・精神科
札幌医科大学卒
資格
精神保健指定医
一般社団法人日本専門医機構 認定精神科専門医
初診は主に男性医師が担当いたします。
2013年8月1日 保険診療開始
初診予約状況
日曜日 2名初診予約可能
月曜日 1名初診予約可能
火曜日 1名初診予約可能
水曜日 1名初診予約可能
木曜日 1名初診予約可能
メンタルクリニック札幌大通
011-205-0757(お問い合わせ・御予約)
お待ち申し上げております。
札幌の心療内科・精神科|メンタルクリニック札幌大通
少しでも健康な生活が送れますようお役に立ちたいと思います。
休診日 金・土 予約/問合せ 011-205-0757
メンタルクリニック札幌大通
札幌市営地下鉄 東西線東豊線南北線 すすきの駅3分
札幌市電 西4丁目駅1分 パルコの隣のビル 駅前通南1条通り すすきの駅 4分
メンタルクリニック
こころのケア
心療内科
大通駅1分
パルコの隣のビル
すすきの駅3分
夜間診療20時まで
日曜診療
初診の予約受付中
お問合せはこちらから011-205-0757
診察を受けたいのですが……
初診・再診ともに予約制となっております。お電話にてご予約ください。
土・日も診察していますか?
土曜日はあいにく休診ですが、日曜日は平常通り診療を行っております。
予約はすぐ取れますか?
まずはお電話にてご確認ください。できるだけ希望に添えるよう心掛けますが、予約状況によっては別日を提案させていただく場合があります。
治療代はどのくらいかかるのですか?
負担額は保険診療の方で、初診時に約7,000円、再診時1,500円前後が目安です。
受付時間や,検査や診断書の有無等で変動することがございます。
院外処方を行っておりますので薬代は薬局にて別途要します。
生活保護を受けています。受診できますか?
受診できます。管轄である区役所の保護課への連絡をお願いします。
心療内科?精神科?神経科?脳神経外科?神経内科?どう違うんですか?
医療従事者でも正確に分類することは難しく、症状によっては各科が一緒に治療を行うこともあります。運動や感覚や意識のような目に見える症状が出て、CTやMRIをはじめとした目に見える検査で原因を特定し、治療を行うのが脳神経外科、神経内科です。
何か国の援助や助成となる制度はありますか?
心療内科・精神科の疾患は、長期間にわたっての継続的な治療が必要だとされています。そのため、国の補助により支払い費用を3分の1に軽減できる自立支援医療(精神通院)制度があります。各都道府県、政令指定都市の指定を受けた医療機関で利用できる制度であり、メンタルクリニック札幌大通は指定医療機関になります。
自立支援医療(精神通院)制度は、精神疾患の治療にかかる通院医療費の原則1割が自己負担額となり受診患者さんが属する世帯の市町村民税額等に応じて自己負担上限月額の設定が行われます。
自立支援医療(精神通院)制度の申請先はお住まいの市・区役所になります。
手続きにあたっての必要書類
- 自立支援医療費(精神通院医療)支給認定申請書
- 自立支援医療(精神通院医療)診断書<※病院で用意するものです>
- 「世帯」の健康保険証(コピー)
- 市町村民税課税額がわかる書類
- マイナンバーの番号
- 身分証明書
申請書類は、各市・区役所の窓口にて受付後、精神保健福祉センターに送付され、審査が行われます。認定されますと、自立支援医療受給者証申請者のもとへ郵送されます。
自立支援医療(精神通院)制度の有効期間は申請日〜1年間です。残念ながら、申請日以前へ遡って適用はされません。1年を超え継続して治療が必要な場合は、有効期間の3か月前より手続きが可能です。
休職をしたいです。
やむを得ず、仕事ができない状態や心身の回復のために休職が必要な方には、病態などを考慮した上で診断書の作成も可能です。また、病休休暇の場合は、給料の支給がないことが多いので傷病手当金の制度を利用されることをお勧めします。
傷病手当金とは、
社会保険加入中の方であれば、傷病手当金の制度があります(国民健康保険も団体によってはこの制度があります)。健康保険等の被保険者が病気やけがのためを仕事を休み、給料が減ったりもらえなかった場合にこれを補い生活の安定を図るための手当金であり、下記4つの条件がそろったときに支給されます。
1.病気・けがのため療養中であること
2.仕事ができない状態であること
3.継続して4日以上仕事を休んでいること
4.労務不能により給料の支給がないこと(給与があっても傷病手当金の額より少ないときは、その差額の支給があります)
概ね標準報酬月額の3分の2が給付の可能性であり、支給開始から1年6か月の範囲で支給さます。申請手続きは、全国健康保険協会または健康保険組合にて「傷病手当金請求書」を受け取り、事業主の証明と医師の意見書を添えて各担当窓口に提出していただきます。
必要な状況に応じて診察でもご案内させていただきます。
札幌 心療内科 精神科 メンタルクリニック札幌大通
こころの病気とは
「こころの病気」は、精神や身体の働きが不安定になることが原因で、
日常生活や社会生活に様々な支障を生じてしまうものです。
病気の症状はひとによってさまざまです。
近年では、メンタルヘルスの問題が深刻化しており、うつ病になる方も増えています。
仕事や家庭の問題、将来に対する不安等、心理的負荷となるストレスを引き起こす原因は多岐に渡りあることでしょう。
過度なストレスは、こころや身体の健康へ影響を及ぼします。
適応不全については、対象者の性格特性や精神病理から要因を探る考え方が主たるものでした。しかし現代ではメディア等によりストレス症候群の考え方について認知が広がり、個人と学校や職場といった社会環境へ原因を求めるというあり方へ変化しています。意識や感情といった心理反応は、環境との相互作用により生じます。つまり、行動は環境との相互作用の結果であり、言い換えると行動は環境に対しての応答ということになります。今お過ごしの環境がストレスとなるのか、またストレスを感じたときにサポートしてもらえる環境がすぐそばにあるのか。それが心身の健康の維持へ影響を与えると考えられます。
たとえばストレスが与える影響には、思考力や意欲が低下する、気分の浮き沈みが激しく なるなど、精神的な不調があげられますが、人前に出ると手が震える、息苦しさや動悸に襲われる、眠れない、食欲が落ちるといった身体的不調としても現れることがあります。
そういった状況の中で、心療内科に行こうかお迷いの方も多いのではないでしょうか。
心療内科がどんな病気を治療するのかよくわからないという方もいらっしゃるでしょう。
今でも心療内科・精神科に対する偏見と誤解は根強いものがあります。
例えば「心が弱い人がなるもので病気じゃない」「精神科は怖い」「安定剤や睡眠薬は内服するとやめられなくなる」「受診したなんて周りに知られたくない」など数えあげたらきりがないでしょう。これらはまったく根拠が無いものです。
適切な治療を受けることができれば症状は改善し社会復帰されている方が数多くいますし、再発予防のために長期間の服薬が必要な方もいらっしゃいますが、適切に飲み続けていれば依存状態を避けられます。
誤解と偏見は、適切な治療と社会復帰を妨げる結果に繋がり、症状による苦痛の継続や本来お持ちである能力が発揮できなくなることは社会的にも大きな損失だと考えられます。
たとえば、「緊張時や不安を感じた時に調子が悪くなる」と感じたことはありませんか。
ストレスが原因で体の不調を感じ病気を発症したり、もともと患っていた病気がストレスの影響により悪化する症状を「心身症」と呼んでいます。心と身体は切っても切れない関係だと考えられます。心身症は、「心理的負荷となるストレスが関係している身体の症状の総称」になるので、特別に決まっている症状というのはありません。ストレスがどのような身体症状を引き起こすかは、個人差があり幅広く症状は認められますが、多く見られる症状は@頭痛A胃痛B嘔気C下痢/便秘 等です。どのような診断名を受けたにせよ、根本的原因がストレスなのでしたら、心身症だと言えるでしょう。
心療内科・精神科では医師が様々な手段による治療を医学的観点から行い、医療的な視点での薬物療法や精神療法がアプローチの中心となります。その上で原因となるストレスの軽減が伴えば、健常な状態への回復を目指すことが可能であるといえます。
私たちは日々多くのストレスにさらされながら生活を送っています。
ショックな出来事があれば眠れない場合もありますし、悲しい出来事が起これば沈んだ気持ちになるのは、ひととして自然な反応であり、ごく正常な変化であるとも言えます。
受診することへお迷いでしょうか
・私の症状で行ってもいいのだろうか
・体は疲れているのに眠れない
・もしかしたら、うつ病なのかもしれない
このような症状の方が多く来院されています
・何となく不安だ・落ち着かない
・気持ちが落ち込み、やる気が出ない
・一人になると寂しい、悲しくなる、涙が出やすい
・突然強い不安感や恐怖感に襲われ心臓がどきどきする
・人ごみや満員電車、飛行機等で不安や緊張を感じる
・戸締り、ガスの栓、電気のスイッチなどの確認を何回もしないと落ち着かない
・意欲や集中力の減退
・元気かと思えば、突然気分が沈むなど感情の変化が激しい
・新聞やテレビ、自分の趣味に興味がなくなった
・睡眠障害・不眠症(熟睡感がない・中途覚醒・早朝覚醒)・過眠症
・寝ても倦怠感が続く
・食欲がない
・胃腸をこわしやすい、下痢や便秘が続く、緊張するとトイレに行きたくなる
札幌 心療内科 精神科 メンタルクリニック札幌大通
ストレス社会といわれる現代社会では、
そのストレスにより眠れないと悩む方は少なくありません。
不眠は眠れないことそのものの苦痛だけではなく、日中の眠気やだるさ、
集中困難等を引き起こし、その状態が続く場合は日常生活に支障を来すことがあります。
人間関係で悩むことや、仕事でのプレッシャー等、誰しもが「ストレス」を日々実感する
ものではありますが、ストレスはネガティブな出来事や感情だけのことを指すのではなく、
ポジティブな出来事(例えば出世や結婚や収入の増加など)も含めた、あらゆる変化を含みます。
ストレスが蓄積されることは、体や脳を興奮させることにつながり、睡眠障害の原因の1つになると考えられています。
現在、日本成人の5人に1人はなんらかの眠りに関する問題を抱えていると言われています。
不眠症は決して珍しいことではなく、誰でもなる可能性のある病気です。
睡眠障害である不眠の症状は、4つに分類されます。
睡眠障害の症状
@入眠障害(なかなか寝付けない)
A中途覚醒(何度も目が覚める)
B早朝覚醒(早くに目覚めてしまう)
C熟眠障害(ぐっすりと眠った気がしない)
@〜Cのいずれかが顕著で、それに伴って全体の睡眠時間が足りなくなり、
日中の眠気や疲労感を生じて、社会生活や家庭生活に支障が及んでいる場合や、
眠りにつくまでの時間を苦痛だと感じているのであれば、
不眠症の症状といえます。
心療内科では、不眠の原因に応じて対策をとります。
生活習慣を見直すことも重要ですし、前述したようなストレスや環境によるものであればストレスマネジメントや環境調整を行っていきます。精神科疾患により生じているようであれば、その疾患の治療行う等、病状を踏まえ、薬物療法を行います。
社交不安障害(SAD)
人前で話すなどの行動に強い不安を感じる疾患を社交不安障害(SAD)といいます。性格の問題と混同される場合もありますが、社交不安障害ではそれらの行動に強い苦痛を感じ、身体症状が現れることや、そのような場面を避けることにより日常生活に支障が出ることもあります。
この疾患は、不安とともに顔が赤くなることや手の震え、汗をたくさんかく、言葉が詰まるといった症状が起こります。そして、自分の振る舞いについて、他者から悪い評価を受けるかもしれないと恐怖を感じます。『不安』の症状は、いつ起こるのか。例えば、人前での発表を控えた人の場合は、発表当日よりずっと前から起こることもあります。そのことにより、できるだけそのような状況を避けようともします。この行動を回避といいますが、社交的状況を恐怖するために発表会や会議を欠席したり、他者と視線を合わせないようにすることや登校を拒否したりすることがあります。
この疾患の原因は、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れてしまっていると考えられています。また、社交不安症になりやすい性格の傾向もあると言われており、真面目で責任感が強い方や、心配性で完璧主義な方に見られます。
心療内科での治療法は、薬を用いて不安を軽減していきます。SSRIという抗うつ薬や、抗不安薬に加え、精神療法を併用します。症状に対する不安が無くなるまで薬の服用を続ける事が大切です。症状は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら快方に向かいますので、薬をしっかりと飲んで症状を抑え 服薬期間などは医師の指示をよく聞いて、焦らずに治療を続けていきましょう。
適応障害
ある特定の状況によって引き起こされるため、ストレスとなる原因を取り除くことができれば症状は改善されます。原因は「仕事」であることが多いとされます。
心療内科の治療では、休職を勧め診断書を作成することや、対処療法として抗不安薬や睡眠薬を処方することもあります。
パニック障害
パニック障害は、なんのきっかけもなく急に発作が繰り返し起こる病気です。「いつ発作に襲われるかわからない」というような不安を常に抱え、増悪すると”一人で外出できない”や”電車に乗れない”など社会活に大きく支障をきたすようになります。
パニック障害は100人に2〜3人がかかると言われており、珍しい病気ではありません。20〜30歳代に起こりやすいとされ、脳内での神経伝達物質のバランスが崩れることが要因だといわれています。心や性格が原因の病気ではありませんが、発作がくり返し起こることにより、「いつ発作に襲われるかわからない」というような不安を常に抱え、重篤化する場合があり、”一人で外出できない”や”電車に乗れない”など社会活に大きく支障をきたすようになります。
パニック障害は、発作を起こさせないように予防することが大切であり、多くのケースで薬が有効です。パニック障害の中心であるパニック発作を抑えることを目標とし、SSRIと呼ばれる抗うつ薬や不安、緊張を和らげる抗不安薬が効果的です。ただ、治療により発作が起こらなくなっても、すぐに服薬をやめると多くのケースで再発してしまいますので、発作がなくなっても1〜2年間内服を続けることが大切です。
統合失調症
統合失調症は、考えや気持ちがまとまらなくなることや、幻聴、誰かにずっと監視されているような感じがする状態が続く症状を呈することがあります。確率的には約100人に一人とされており、珍しい病気ではありません。専門的な治療を継続することにより、症状をコントロールすることができ、安定した社会生活を送ることが可能です。症状には「陽性症状」と「陰性症状」があります。
陽性症状 | 陰性症状 |
幻覚(幻聴など) | 感情の平板化 |
支離滅裂な言語 | 興味の喪失 |
激しい興奮 | 意欲の低下 |
等 | 無口 |
上記は典型的な症状であり、人によっては病状は異なります。症状が活発で、周りからの刺激に敏感になっている場合は、不必要な刺激を避けて治療に専念をすることなどが重要となります。そのため入院による治療を選んだほうが望ましいこともあります。治療法は、抗精神病薬などの薬物療法を行います。その他にも、症状に合わせて睡眠薬や安定剤を使うこともあります。統合失調症は、内服をやめると再び症状が出てくることがあります。再発予防のためにも、薬は飲み続けることが大切です。「薬を飲むことをやめる」「薬の量を減らす」ことは、医師とよく相談して決めていきましょう。
札幌 心療内科 精神科 メンタルクリニック札幌大通
「うつ病」とは
現代病とも呼ばれ認知度も高いうつ病ですが、うつ病の原因はまだよくわかっていません。病名だけが一人歩きをして、正確に捉えられているとは言い難い場合があります。
一般的にはセロトニンを中心とするモノアミン説が有名ですし、最近は脳細胞の炎症説も有力です。モノアミン説というのは『神経の接合部でセロトニンなどの伝達物質が少なくなってしまい神経細胞の興奮がうまく伝達されない』ということで、簡単に言うと脳の働きにエラーが発生した状態だと考えられており、心の持ち方で治るものではありません。
「うつ病」はとても深刻な病気です。今まで普通にできていたことができなくなるにも関わらず、はた目から見ても理解できるものではありません。それにより、おそらく世間の多くの人は「うつ病」について間違った見識を持っていると思います。周囲の人がなかなか理解してくれないのもこの病気の特徴だと言えます。
治療は、専門の医師の適切な指示や処方のもとに状態に応じた治療を行った結果によって回復も早くなります。
うつ病の症状
精神的なサイン
・抑うつ気分(憂うつ感 など)
・意欲の低下(興味または喜び・楽しみの喪失 など)
・不安感(そわそわして落ち着きがなくなる など)
・思考力の低下(集中力がなくなる/注意力散漫 など)
身体的なサイン
・睡眠の異常(不眠症/過眠症 など)
・食欲低下または増加
・倦怠感(からだが重い/疲れがとれない)
・胃の痛み
・心臓がドキドキする など
上記以外に精神疾患にはもさまざまな症状があります。
心療内科・精神科であるメンタルクリニック札幌大通では、精神や心の病気を患っている方への診療を行っています。
心身症や精神疾患に対する診療、うつ病治療や医学的観点からのアドバイスを行っています。
札幌 心療内科 精神科 メンタルクリニック札幌大通
当ホームページにアクセスいただきありがとうございます。
当サイトは、札幌市中央区の心療内科・精神科『メンタルクリニック札幌大通』でございます。
うつ病や抑うつ状態、不眠症、自律神経失調症、不安障害、対人緊張、強迫性障害、パニック障害、不安障害、統合失調症、ADHD等のこころの不調・精神疾患を対象としております。
昨今では、メンタルヘルスケアについての考え方が広まり重要性の認知度も高まっていると感じられますが未だに心のケアについての理解について十分ではありません。WHO〔世界保健機関〕では、4人に1人が何らかの心の問題を抱えているとの発表もあり、心療内科への受診数も増加傾向にあります。
生活を送るうえで、学校や仕事、対人関係など様々な出来事と直面をします。その中でストレスや不安を抱えることもあるでしょう。
今でこそ、ストレスの考え方や対処法等テレビ番組や書籍などで取り上げられていますが、ショックな場面や大きな心的負荷は心のみならず身体の健康へも影響を及ぼします。
心の不調は、からだの病気と同じように、早期の受診がこころの健康を取りもどす近道であると思います。例えばストレス性の胃炎、胃潰瘍、胃腸炎などは一見内科の疾患のようですが、心理的な負荷で起きる病気の側面もあり、心療内科の対象ともいえます。一方、精神科では精神症状を中心にそれに伴う身体症状も扱うという点で心療内科との違いがありますが、症状・状態に合わせて心身両面から治療することが重要と考えております。
心身共に健康へ戻れるようにサポートをします。
うつ病
近年、軽症のうつ病を発症する方は増加傾向だといわれています。
抑うつ気分や興味または喜びの喪失、思考能力低下・思考障害が典型的な症状とみなされています。
軽症のうつ病の場合、他にはっきりした症状がなく、早朝覚醒、中途覚醒、入眠困難といった睡眠障害のみ顕著に表出することもあり、覚醒時に憂うつ感が強くなることや、休息をとっても疲労感や倦怠感が回復しない場合は、うつ病が原因で睡眠障害になっていると考えられます。
不眠症
「不眠」には、入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒と3つのパターンがありますが、2つ以上のパターンによる症状で、仕事や学校といった日常生活が困難となる場合は、早急な対応が必要だと考えられます。放置することにより、うつ病に至ることもあるので早期治療が必要となります。
適応障害
以前は、神経症、ノイローゼ、神経症性うつ病と呼ばれていた疾患です。
現在の症状が、例えば学校や会社、家庭などといった周囲の環境により影響していると考えられています。ストレスとなる生活上の出来事により、身体や精神面に症状が現れ社会生活に支障をきたしてしまう病気です。
常に憂鬱な気分が続き、何も楽しめなくなるうつ病に対し、適応障害はストレスとなる原因から離れると症状は改善するといわれています。
双極性障害(躁うつ病)
気分障害と分類されている疾患のひとつです。
かつて「躁うつ病」と言われていたこともあり、「うつ病」の一種と誤解されがちでしたが、この2つは異なる病気で、治療も異なります。うつ状態だけが起こる病気を「うつ病」といいますが、このうつ病とほとんど同じ「うつ状態(気分が著しく落ち込んでいるような状態)」に加え、対極する「躁状態(異常にテンションが高いような状態)」も症状として現れ、これらを繰り返します。
双極性障害の治療は薬物療法が主軸となります。気分安定薬と呼ばれる、気分の浮き沈みを抑える薬での治療が基本となり、躁・うつそれぞれの傾向に応じて、感情の高ぶりを抑える薬や気分の落ち込みを整える薬を併用する場合もあります。躁うつ病の場合は再燃することも多いので、継続治療が必要であり、薬の調節は相談しながら行っていくことが重要だと考えられております。双極性障害は、薬でコントロールすれば、以前と変わらない生活をおくることが十分に可能です。
社交不安症(社会不安障害・あがり症)
周りから注目を浴びる場面(例えば、大勢の人の前で話す、会話を交わす、プレゼンテーションをするなど)などで強い不安を感じることが特徴です。状況に合わせた適度な恐怖や不安を感じることはとても自然なことです。しかし、それが状況に対して不釣り合いに大きく、過度な恐怖や不安のために対人関係を回避することが生じ日常生活に支障を来す場合は治療が必要な場面だと考えられます。
心身症
ストレスの影響が体に現れる病気の代表的なものが心身症です。心身症という名前から、こころの病気のように感じられますが、病名ではありません。
つまり、ストレスが蓄積されたために身体に疾患(病態)が現れた状態を言い、病態名になります。
その病態とは、循環器系、呼吸器系、消化器系、神経系、泌尿器系と多岐にわたりあらゆる領域に現れます。「心身症」といわれる病状に対しては、心身両面からのアプローチを行なっています。
過敏性腸症候群
腹痛や腹部不快感を伴う下痢や便秘などの便通異常が慢性的に繰り返される疾患です。 通勤・通学途中や試験、会議の前になると腹痛でトイレへ駆け込むといった症状が見られます。症状が重い場合は、外出を控えるようになり学校や会社へ行けなくなるといった生活面へ悪影響を及ぼす場合があります。ストレスにより腹痛や下痢を生じ、症状により苦痛や不安を抱えるという悪循環に陥っている状態だといえます。
パニック障害
突然に理由もなく起こり、激しい動悸や発汗、頻脈、震え、息苦しさ、胸部の不快感、めまいといった身体の異常と併せ、強い不安感に襲われるパニック発作の形で現れることが多い病気です。この発作は、10分〜長くても1時間以内にはおさまるとさられています。
初めてのパニック発作に驚き、救急車を呼んで病院に運び込まれる場合もありますが、病院で診察を受ける頃には発作はおさまり、様々な検査をしても異常は認められないことにより「気のせい」と言われてしまうこともあり、検査をしても身体的な異常はなく、パニック発作を繰り返すことが特徴とされています。
また、ストレスによりパニック障害を発症するという説もあります。不安感や緊張感が強まっている状態に発作は起こりやすいとも言われています。このことから、ストレスを軽減することや安心できる環境や状態であることが大切だと考えられます。
神経症(不安障害)
神経症/不安障害を抱えている方は、人口の10%を超えると言われており、こころの病気・障害のうちでも頻度の高いものです。10代後半〜40代までの方が多いとされています。
一般にノイローゼとして知られている神経症は、心因性の機能に支障を生じ、ストレスといった心理的な原因によって起こる心の病です。
- 神経衰弱 精神的な疲労や全身倦怠感、集中力の低下が起こる
- 強迫神経症 戸締まりが気になるといった、観念にとらわれる
- 恐怖症 高い所、狭い所、広い所、尖った物等に対し異常なまでに恐怖を覚える
- 不安神経症 突然、原因不明の不安感を襲われる
上記以外にも、様々な症状があるとされています。
本人の苦痛が大きく、症状が表面化することにより日常生活が大きく損なわれるような状態を指します。
強迫性障害〔強迫神経症〕
自分の意思に反し不合理で不快な考えが繰り返し浮かび払いのけることができなくなる強迫観念や、ある行為を続けることが無意味だと理解はしているのにも関わらず、やめようとすると極度の不安が生じ、気がすまなくなる強迫行為により日常生活に支障をきたします。困り感を抱えているにも関わらず自分ではなんともできずに悩んでいることが多い疾患であるといえます。
摂食障害
食事や体重などのへの強い囚われや食行動異常を主症状とする心因性の疾患です。
「神経性無食欲症」と「神経性大食症」に分けられ、この2つの病態は相互に移行することが多いと言われています。
名称は異なりますが、同じ病態の表と裏といえます。
「神経性無食欲症」の症状は、身体に対する著しい認知の歪みがあるとされています。
体重減少のための故意な行動が顕著であり、体重増加に対する強い恐怖が目立ちます。
「神経性大食症」の精神症状は、食行動に関してコントロール喪失感を自覚していながら過食や自己誘発嘔吐や緩下薬繰り返しが行われるといわれています。
統合失調症
かつては「分裂病」と呼ばれていました。
およそ100人に1人の割合で発症するといわれており、決して稀な病気ではありません。思考や行動、感情を一つの目的に沿ってまとめていく能力が長期間にわたって低下し、その経過中に「幻覚」や「妄想」やまとまりのない行動が見られます。様々な要因が複雑に絡み合い発症に繋がると考えられています。
10代後半から30代頃までの発症が多く認められますが、それ以外の年齢での発症もみられます。再発率は高い疾患ですが、適切な治療により、日常生活や社会生活の維持は可能です。
統合失調症はいくつかの段階を経て進行します。それぞれの段階の期間とパターン症状の現れ方は様々ですが、一般に陽性症状、陰性症状に分類されます。また、病状が悪化する程に患者さん自身が 「自分が病気である」 という認識を持てなくなる傾向があります。
早い治療の開始が相対的によい結果をもたらす傾向にあり、逆に長期間にわたり治療をしないままでいるとその後の治療に対する反応性が低下する傾向にあります。
早期に治療を始めて、治療を継続していくことが大切です。
発達障害
いくつかのタイプに分類されます。
広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群など)
注意欠如多動性障害(ADHD)
学習障害
チック障害等
特徴はそれぞれ異なりますが、共通点はは生まれつき脳の機能の働きが原因であるということです。親のしつけや愛情不足が原因で発達障害が生じるわけではありませんが、発症環境により考え方や行動面が問題化することがあります。
広汎性発達障害
自閉症スペクトラムという名称となり、自閉症・アスペルガー症候群と本質的にひとつの疾患と捉えられています。
自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)の症状は@社会的コミュニケーション及び対人関係への支障A行動・興味に限定されたこだわりがあることの2つが軸となります。
特徴として@雑談が不得意A複数の作業を同時進行に行うことへの困難さB作業の優先順位がつけられないC興味のあることへの没頭・こだわりD他者からの指示を待ちやすいE機転を効かることが不得意Fコミュニケーションがストレートでトラブルになりやすい等が挙げられます。
注意欠陥多動性障害(ADHD)
多動・衝動性、あるいは不注意が主な症状であり、 一般的には小学校入学前に強く認めており、成人になるに従い落ち着くこともあります。しかし、逆に成人になり問題化する場合も見られます。幼少期は大きく問題化せずとも、 成人になるにつれて責任といったプレッシャーなどによりミスが増え上司に叱られることなどにより精神的不調を抱えることもいます。
発達障害を複数同時に認められる方(アスペルガー症候群+ADHD等)や、 発達障害に加えて他の精神疾患を罹患されている方も少なくありません(アスペルガー症候群+うつ病 等)。
器質性精神障害
精神疾患の中には、甲状腺機能亢進症などの内分泌障害や脳機能に作用する脳梗塞など、脳がダメージを受けたためにさまざまな精神症状を引き起こすものがあります。
それらの総称を器質性精神障害といいます。
症状は、下記に分けられます。
- 意識障害
- 器質性幻覚症
- 器質性妄想状態
- 健忘症候群
- 認知症
- 器質性パーソナリティ変化
意識障害の程度はさまざまで、人により昏睡状態に陥るものから意識があるように見えるのにぼんやりとしているような軽度のものまであるとされています。
また、場合により幻覚や妄想といった症状も現れます。
認知症は、一定の水準に達していた知能が顕著に低下した状態です。
程度は、軽度、中度、高度の3段階に分けられます。
知能や記憶に関する変化とともに、もともとの性格が変わってしまう人格変化などの症状に加え、妄想や幻覚、情緒不安定さやうつ状態などの症状が見られる場合もあるとされています。
受診することへお迷いでしょうか
・私の症状で行ってもいいのだろうか
・体は疲れているのに眠れない
・もしかしたら、うつ病なのかもしれない
このような症状の方が多く来院されています
・何となく不安だ・落ち着かない
・気持ちが落ち込み、やる気が出ない
・一人になると寂しい、悲しくなる、涙が出やすい
・突然強い不安感や恐怖感に襲われ心臓がどきどきする
・人ごみや満員電車、飛行機等で不安や緊張を感じる
・戸締り、ガスの栓、電気のスイッチなどの確認を何回もしないと落ち着かない
・意欲や集中力の減退
・元気かと思えば、突然気分が沈むなど感情の変化が激しい
・新聞やテレビ、自分の趣味に興味がなくなった
・睡眠障害・不眠症(熟睡感がない・中途覚醒・早朝覚醒)・過眠症
・寝ても倦怠感が続く
・食欲がない
・胃腸をこわしやすい、下痢や便秘が続く、緊張するとトイレに行きたくなる
メンタルクリニック札幌大通では、このような症状へ治療を行っています
当クリニックを受診される方の症状の傾向という点については、他の心療内科・精神科と異なる点はあまりないと感じられます。心療内科が対象とする病気の多くは、原因別に@ストレスタイプA心因タイプB内因性に大別されます。
ストレスタイプ
心理的負荷であるストレスが原因でうつ状態等を生じることです。
男性:仕事に関するストレス(業務内容・残業)
女性:人間関係(職場・家庭での対人交流)
心因タイプ
今過ごしている環境に馴染みにくいといった状況や、もともと人との接触が苦手といった要因となり、悩みやすくなりうつ状態等になる傾向を持つ方です。
内因性
明確な原因に心当たりがないのにうつ状態になる傾向を持つ方です。
うつ病の患者数は近年増加傾向にあると報告されており、誰にとっても身近な病気だといえます。例えば、抑うつ気分や興味・関心・喜びの喪失、意欲の低下、思考障害が代表的な症状といえます。また、うつ病の症状は心理的な面だけではなく身体症状としても現れることがあります。睡眠障害(早朝覚醒、中途覚醒、入眠困難)や、食欲の減退、疲労感や倦怠感、動機や息苦しさといった身体的な所見として表出することもあります。
ストレスなど心理的影響が体に強く影響し、発症または身体症状が悪化する身体疾患に、心身症があります。循環器系、呼吸器系、消化器系、神経系、泌尿器系と多くの身体疾患に認められます。典型的な例として、心理的ストレスで起きた胃潰瘍などがあります。
・消化性潰瘍
・過敏性症候群
・緊張性頭痛
・片頭痛
心身症と似た症状に、転換性障害があります。以前はヒステリーと言われたもので、例えば大きなショックを受けたことにより声が出なくなったりする病態です。つまり、心理的葛藤が身体症状へ転換されて表れるものと考えられており、身体症状により一時的にではありますが葛藤から解放されたり苦しみが軽減しているのだと。
症状としては、どんな症状でも起こりうるとされています。
運動障害:失立、失歩、失声 等
知覚障害:視力障害、聴力障碍、味覚障害、触覚・痛覚の低下 等
一般的には、数日〜数か月で症状は消失すると言われていますが、脳の器質疾患により生じているというケースもあるので診断には注意が必要と言われています。
心理的負荷(ストレス)により、不安を伴う身体症状としてパニック発作(不安発作)を発症することもあります。パニック発作を主症状とするパニック障害とは、強い不安が発作的に現れることを言い、突然の強い心悸亢進や呼吸困難のために死の恐怖を感じるとされています。
<パニック発作の症状>
・動機・心悸亢進・心拍数の増加
・発汗
・身震い・震え
・息切れ・息苦しさ・窒息感
・胸痛・嘔気・腹部の不快感
・めまい等
また、発作が起きることに対して不安を感じる良き不安も抱え発作を恐れて外出できなくなる広場恐怖を生じることもあります。
パニック発作の症状が過呼吸のものを、過呼吸症候群(過換気症候群)と呼ばれています。発作のかたちをとらずに、特定の症状にも限らず全般的で持続的な不安が続くことを特徴とする全般性不安障害は、誰かがそばにいないと不安を感じ、家族が常に付き添わなければならないといったことがあります。
特定の恐怖や状況に対して強い恐れを抱く恐怖神経症は、恐怖対象にすると直面するとパニック発作と同様の症状が出現します。可能な限り恐怖の対象を避けようとする行動をとるという特徴があります。恐怖状態には、@特定恐怖A外出恐怖B対人恐怖C疾病恐怖があります。
日常生活を送る上での出来事(環境の変化等)により、葛藤を抱え心理的負荷(ストレス)を生じたときに不適応反応を起こすことにより、適応障害を抱える方も少なくありません。親しい人との死別や、結婚や離婚、転居、就職や退職などがストレスとして負荷がかかり反応として身体や精神面に症状が現れるとされています。
症状は多彩で、不安やイライラ、憂うつな気分が続くなどが特徴です。また、暴力や非行といった行動面で生じることもあります。
何も対しても意欲をなくし、楽しみや喜びを喪失するうつ病と異なり、要因となるストレスから離れると病状は改善し、環境調整が重要となると考えられています。
うつ病とよく似ている抑うつ神経症(気分変調症)は、憂うつな気分や不安感、悲観や取り越し苦労などを主症状とします。意欲の低下や早朝覚醒などは見られません。
気分障害の1種である躁うつ病(双極性障害)は、躁状態とうつ状態という2種類の病相を繰り返します。躁状態とはうつ状態の反対で、精神症状は、気持ちが高揚し、気分が大きくなった状態を指します。躁状態が高まっているときは、何時間も話し続けたり、場所をわきまえず大きな声で歌ったり、お金をやたらと使う等、周囲から見れば少し浮かれているように感じられるかもしれません。躁状態の身体症状では、睡眠障害や自律神経障害等が生じることもあるとされています。
躁うつ病のうつ状態の症状では、抑うつ気分や不安、焦燥感が顕著なものであり、うつ病の症状と基本的に違いはありません。症状の悪化時には、一時的に妄想や幻聴などの精神症状を引き起こすこともありますが、通常は回復可能であり障害を残さずに健康な状態に戻ることが可能です。
医療費の助成:自立支援医療
自立支援制度の対象は、うつ病などの精神疾患の治療のために継続的に通院している人です。
通常、健康保険を使って支払うと3割負担になる医療費(病院での診察・検査代+調剤薬局のお薬代)が、公費負担によって1割に減額されます。
例えば、うつ病の治療費が一月に10,000円かかる場合、健康保険で支払う負担額が3,000円になりますが、自立支援制度を利用すると1,000円になります。また世帯の所得区分に応じて負担上限額が設定されているため、世帯によって5,000〜20,000円が上限額となります。
ただし、精神疾患以外の治療や、健康保険が適用されない治療、入院医療は対象外となります。
自立支援制度では「世帯」単位での所得区分によって、一月あたりの負担額上限が決定されます。この世帯とは、自立支援医療を受ける方が加入している医療保険が「健康保険や共済組合の場合は扶養・被扶養の関係にある全員」または「国民健康保険の場合は一緒に国民健康保険に加入している全員」を指します
以下のいずれかに当てはまる場合、自立支援制度を利用が可能です。
- 生活保護を受けている世帯
- 世帯の市区町村民税が非課税(低 1・2)
- 世帯の市区町村民税が課税かつ、市区町村民税が 20 万円未満(中間 1・2)
- 統合失調症、うつ病・躁病などの気分障害、てんかん、認知症、依存症などの場合(重度かつ継続)
申請から適用開始まで大体1〜2月程度の時間がかかり、自立支援医療助成有効期間は1年間です。継続して自立支援を受けたい場合、有効期間が切れる3ヶ月前から手続きすることが可能です。
自立支援医療の利用にあたっては、役職にある申請用紙へ通院先となる病院とご利用になる薬局の名称を記載します。このため通院する病院と薬局は1つに限られます。
転居や転院などの事情等により、通院先の病院やご利用になる薬局の変更がある場合には手続きが必要となりますのでご注意ください。
精神障害者保健福祉手帳とは
心療内科や精神科が対象とする病気・障害の中には、長期間の治療を要するものや完治が望めずある程度は付き合っていかなければいけない障害があります。
精神障害者保健福祉手帳(以下,手帳)とは、精神疾患により日常生活または社会生活に一定の制限や支障を抱えていらっしゃる方を対象とし、福祉のサポートをスムーズに受けることができるようにするための証明であり、障害を抱えた方の自立・社会参加・社会復帰の促進を目的としています。
手帳を交付された方は、障害者雇用制度を活用することや各種の支援、サービスを受給できます(自治体によりサービスは異なります)。
手帳の等級は、1級から3級まであり、疾病の状態と能力障害の状態の両面から総合的に判定されます。
札幌 心療内科 精神科 メンタルクリニック札幌大通
近年では、メンタルヘルスの問題が深刻化しており、心の不調を感じ受診される方が増えています。仕事や家庭の問題、対人交流による悩み、将来に対する不安、心理的負荷となるストレスを抱えるきっかけは個人により異なり様々です。強いストレスは、心理的な側面のみならず身体に対しても不調を引き起こす要因となります。
たとえばストレスが与える影響には、思考力や意欲が低下する、気分の浮き沈みが激しく なるなど、精神的な不調があげられますが、人前に出ると手が震える、息苦しさや動悸に襲われる、眠れない、食欲が落ちるといった身体的不調としても現れることがあります。
そういった状況の中で、心療内科に行こうかお迷いの方も多いのではないでしょうか。
「緊張時や不安を感じた時に調子が悪くなる」ことはありませんか。
ストレスが原因となり、心身の不調・病気の発症をすることもありますし、持病がストレスの影響により悪化することもあります。心と身体は繋がっていると言っても過言ではありません。
札幌にある心療内科・精神科を担当するメンタルクリニック札幌大通では
主に下記のような疾患や症状を専門に治療を行っています。
- うつ・抑うつ・適応障害
- 不眠症・昼夜逆転・過眠症
- 自律神経失調症
- 心身症
- パニック・不安・神経症
- 発達障害・アスペルガー症候群・注意欠陥/多動性障害
- 緊張 社交不安 対人恐怖
- トラウマ PTSD 解離性障害
- 幻覚・妄想・統合失調症
- 強迫神経症
- 依存症
- 物忘れ
- 摂食障害・過食・拒食・自己誘発嘔吐
当クリニックを受診される方の症状の傾向という点については、他の心療内科・精神科と異なる点はあまりないと感じられます。
心療内科が対象とする病気の多くは、原因別に@ストレスタイプA心因タイプB内因性に大別されます。
ストレスタイプ
元来健康体だったにも関わらず、ストレスの影響によりうつ状態等を生じる傾向を持つ方です。
ストレスの要因として挙げられる問題は性差があり、男性では残業やノルマといった仕事絡みの問題が多いようです。女性では職場や家庭などの人間関係による問題が多く見られます。
心因タイプ
対人関係が苦手な面があることや所属する職場環境へ馴染みにくいといったことが要因となり、原因について悩みがちや投げやりな状態となりになり、うつ状態等になる傾向を持つ方です。
内因性
特別にこれといったストレスもなく、性格的要因もなく、明確な原因に心当たりがないのにうつ状態になる傾向を持つ方です。このタイプは全体の一割以下であり、季節などにより周期的に悪化する例や、軽躁状態が見られる双極性障害2型なども含まれるとされています。
こんな症状でお困りではありませんか?
ゆううつ感が続く | 仕事・学校に行けなくなった | 眠れない・目が覚める |
些細なことでイライラする | 不安・緊張感を強く感じる | 感情のコントロールができない |
札幌 心療内科 精神科 メンタルクリニック札幌大通
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