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心療内科の疾病パニック障害

 

パニック障害は、なんのきっかけもなく急に発作が繰り返し起こる病気です。「いつ発作に襲われるかわからない」というような不安を常に抱え、増悪すると”一人で外出できない”や”電車に乗れない”など社会活に大きく支障をきたすようになります。

 

パニック障害は100人に2〜3人がかかると言われており、珍しい病気ではありません。20〜30歳代に起こりやすいとされ、脳内での神経伝達物質のバランスが崩れることが要因だといわれています。心や性格が原因の病気ではありませんが、発作がくり返し起こることにより、「いつ発作に襲われるかわからない」というような不安を常に抱え、重篤化する場合があり、”一人で外出できない”や”電車に乗れない”など社会活に大きく支障をきたすようになります。

 

パニック障害は、発作を起こさせないように予防することが大切であり、多くのケースで薬が有効です。パニック障害の中心であるパニック発作を抑えることを目標とし、SSRIと呼ばれる抗うつ薬や不安、緊張を和らげる抗不安薬が効果的です。ただ、治療により発作が起こらなくなっても、すぐに服薬をやめると多くのケースで再発してしまいますので、発作がなくなっても1〜2年間内服を続けることが大切です。